ネットショップの始め方

【完全版】個人でネットショップを開業する6ステップ!

2022年11月11日

  • 個人でネットショップを開業しようと思ってます。
  • なんの知識もない自分にネットショップの開業方法を教えてほしい。

そんなお悩みに対して、

とも
完全初心者でも「一人で開業できる」ように、できるだけ丁寧にやさしくネットショップの開業方法を紹介してみました!
この記事を書いてるわたしは現在も月商2億円超のECサイト運営会社に勤務しています!

 

    〇本記事の内容

  • ネットショップの基礎知識
  • ネットショップ開業までのロードマップ
  • 商品の仕入れ、配送方法

 

〇いますぐ開業方法を知りたい方へ
【STEP1】へのリンク」をクリックしてください。具体的な開業方法に飛びます。

 

【STEP0】個人でネットショップを開業する前に知っておくべきこと

ネットショップを開業する前に、まずは知っておくべきことを紹介します。

 

そもそもネットショップって稼げるの?

正しく運営すれば誰でも稼げるようになります。

お小遣い稼ぎのため副業で始めたショップが急成長して独立!なんてこともEC業界ではよくある話です。

 

もちろん一昔前と比べれば店舗数が増えているため、難易度が上がっているのは間違いありません。

しかし、今はそれ以上に「ネットショップ運営のノウハウ」が蓄積されています。

また、EC業界の市場規模はこの記事を書いている今も拡大し続けています。

 

たとえばコロナ禍では外出の機会が減ったため、ネットショップの需要が非常に高まりました。

さらに、運用方法によっては無在庫で運営することもできるため、副業やフリーランスであっても大きなチャンスがある業界といえるでしょう。

 

とも
ビジネスである以上、簡単ではありませんが努力を継続すれば誰にだって稼げるようになりますよ!

 

ネットショップの可能性と魅力について

次にお伝えしたいのは「なぜネットショップなのか?」ということ。

ネットショップ運営をしていると、お金の他にも得られるものがたくさんあります。

 

代表的なものはこちら。

  • Webマーケティングスキル
  • 人の役に立っている実感
  • 自分と似た価値観を持っている人

 

いずれもあなたの人生において、お金よりもよっぽど貴重で豊かな資産になると確信しています。

コチラの記事で詳しく書いているので興味があれば覗いてみてください。

 

パソコンを持ってなくても開業できる?

ここ数年、EC業界では支援サービスが急成長し、完全初心者でも気軽にネットショップの開業ができるようになりました。

スマートフォン一つで出店するオーナーも増えてきているため「パソコンがなくても運用できるのでは?」と思いがちですよね。

 

しかし、結論を言えばパソコンは必須です。

 

たしかにスマートフォンだけで運用することも可能ですが、非常に手間がかかります。

たとえば、

  • カスタマーサポート
  • ショップのデザインを変更する
  • 広告運用する

 

これらの作業のとき、大きなストレスとなるでしょう。

パソコンを持っていない方にとって初期投資は痛いものですが、しっかり稼ぎたいなら最初からパソコンで運用を始める方がかえって近道です。

 

なにも最新のパソコンを用意する必要はありません。

 

家に古いパソコンがあればそれを利用してもいいですし、最低限のスペックのパソコンなら10万円もせずに購入できます。

まずは一番初めの自己投資として検討しましょう。

それにパソコンを持っていればネットショップでなくても、ブログやWebライターなど可能性が広がりますよ。

 

とも
最初のうちは低スペックの安いパソコンで始め、収益が上がってきたら新しいパソコンに買い替える、というのがオススメです。

 

リアル店舗とネットショップの違い

ネットショップを開設する前に、まずはリアル店舗との違いを知っておきましょう。

 

どちらも「お客さまに商品を売る」という点では同じですが、接客方法や必要な作業など多くの違いがあります。

リアル店舗 ネットショップ
必要なもの 土地、建物 パソコン、インターネット環境
必要な作業 商品の陳列 商品撮影、掲載
販売先 周辺地域 日本全国
集客方法 チラシ、口コミ・・など 広告、SEO、SNS・・など
決済方法 レジ 受注管理システム
荷物のお渡し方法 手渡し 梱包して配送
強み 商品を手に取って選べる 近場では手に入らない商品を購入できる

 

ざっと挙げても、これだけあります。

お客さまへのアプローチ方法がまったく異なることがわかりますね。
まったく別のビジネスということを念頭に取り組みましょう!

 

ネットショップの仕事内容

では、具体的にどのような仕事内容なのか?

非常に多岐にわたりますが、大きく分けて3種類。

〇サイト管理

  • 商品アップ
  • サイト設計
  • 決済手段の管理
  • イベント企画
  • プロモーション
  • 商品開発
  • メルマガ配信

〇事務作業

  • 発注業務
  • 顧客対応
  • 経理業務
  • 人事管理

〇配送業務

  • 商品管理
  • 梱包、発送業務

それぞれの詳しい仕事内容はコチラで解説してるので読んでみてください。

梱包作業については、別記事で詳しく紹介しています。

 

出店方法を決めよう!

はっきり言ってネットショップを開業するなら受注管理システムの導入は絶対に必須です。

とはいえ、いきなり「受注管理システム」と言われてもピンとこないですよね。

 

カンタンに説明すると「ネットショップに関わる業務を効率化」するためのシステムです。

 

ぶっちゃけ、初心者が「受注管理システム」を導入しないで稼ぐことは不可能です。

なぜなら単純にネットショップ運営の作業量は多すぎるから。

 

「受注管理システム」を導入せずにネットショップを開業した場合、

  • 商品の販売
  • 決済
  • 売上集計
  • 顧客対応

・・などなど、これらの作業を自分一人で対応しなければなりません。

 

もちろん身近に手伝ってくれる人がいれば何とかなるかもしれませんが、いつまでも無償で手伝ってくれる人は限られています。

しかし、当サイトのテーマは「一人でもネットショップ運営ができるようになる」こと!

これから詳しく解説していくので安心してください!

 

まずは「受注管理システム」は導入するという前提のもと、ネットショップ運営を検討しましょう!

 

とも
ただでさえ作業量の多いネットショップ運営の非常に強力なサポートとなります!

⇒オススメのショッピングカートはコチラで詳しく解説しています。

 

【STEP1】個人で開業するための手続き・初期費用を把握しておこう

ネットショップを開業するにあたり、気になる情報だと思います。

 

ネットショップ開設に必要な費用

先に結論から言うと、あなたの売りたい商品や戦略、使用する受注管理システムなどによって大きく変動します。

なので、この段階では実際にいくら必要か決められません。

費用をかけないよう突き詰めれば初期費用、月額費用ともに無料で進めることもできますし、費用をかけようとすれば青天井です。

 

この記事を最後まで読んだ後には、あなたが実際にどのような形態で運用するか全体像が固まってくると思います。
いくら必要になるのかは、それからわかるようになるので、いまはざっくりと、

 

  • 初期費用:数万円~100万円
  • 月額費用:0円~数万円

 

ほどとイメージしておいてください。

月額費用については、念のため1年分用意しておくと良いでしょう。

 

ただ、実際にここまで予算を用意することは非常に稀ですので安心してください。

費用を削減する方法もたくさんあります。

まずは、どのような形態でどのように運用するかよく考えて資金を用意しましょう。

 

ネットショップ開設に必要なもの

まずネットショップ運営には必要なものが多いです。

ざっと挙げると下記のとおり。

 

●最低限必要なもの

●特定商取引法に関するもの(STEP6で紹介

  • 連絡先(電話番号 + メールアドレス)
  • ECサイトに記載する住所

●できればほしいもの

  • 撮影機材(なければスマートフォンで撮影してもOK)
  • プリンター(納品書をデータ発行するなら不要)

 

なんだか用意するものが多くて何だかゲンナリしちゃいますね‥

しかし、カンタンなので一つずつクリアしていきましょう!

詳しく説明していきます。

 

開業届の提出

個人事業主でも副業であっても、まずは「開業届」を税務署に提出しましょう。

すでに法人登録済みなら提出する必要はありません。

 

開業届について法的に届出規定というものはありませんが、青色申告の恩恵を受けることができますよ!

提出期限は、所得税法第229条において「その事実があつた日から一月以内に、税務署長に提出しなければならない」と定められています。

 

銀行口座

おもに商品売買に使用します。

とくに副業で始める方は、なるべく早いうちに専用の口座を用意しましょう。

 

なぜなら取引履歴を分けておいた方が後々、経理作業が楽になるから。

いかに税理士といえど、あなたの個人的な収支と副業の収支を見分けるのは至難の業です。

 

なので、初めから口座を分けておくと後から分別する必要がありません。

他にも、

  • 収支の管理がしやすい
  • 税理士への相談が楽になる
  • 会計ソフトとの連携がしやすい

このようなメリットがあります。

 

さらに言うと、可能なら「屋号付き口座」にするのがオススメです。

一番のメリットは「取引先、お客さまからの信頼を得やすい」こと!

 

あなたは顔も知らない相手の個人口座に入金することに抵抗感はありませんか?

「屋号付き口座」なら、一定の社会的信用があるショップと認知バイアスがかかり、入金に対してのハードルがちょっとだけ下がります。

 

ちなみに「屋号付き口座」は法人でなくても作れますが、必要な書類や審査基準については銀行によって異なるので、銀行に問い合わせてみてください。

 

とも
些細なことではありますが、こういった心遣いの積み重ねが大事です!

 

パソコン( + インターネット環境)

「STEP0」でも軽く触れましたが、パソコンとインターネット環境は必須です。

ネットショップはインターネット上に自分の店舗を構えることなので、まずはネット環境を整えるところから始めましょう。

 

受注管理システム

はっきり言ってネットショップを開業するなら導入一択です!

詳しくはSTEP3で紹介しています。

 

商品

あなたのショップで販売する商品。

いまの段階で具体的な商品が決まってなくてもOKです!

 

仕入れる方法はSTEP4で紹介しています

 

梱包資材

商品に合わせた梱包資材を用意しましょう!

こちらはSTEP5で詳しく紹介します。

 

特定商取引法に関するもの

  • 連絡先(電話番号 + メールアドレス)
  • ECサイトに記載する住所

 

消費者とのトラブルを防ぐため、これらの情報をショップに記載する必要があります。

基本的にはどの受注管理システムにあらかじめテンプレートがあるので身構える必要はありません。

 

このあたりはSTEP6で詳しく紹介します。

 

【STEP2】ショップ名とコンセプトを考えよう。

すでに決まってるという方も新たな気づきがあるかもしれませんので、よければ読んでみてください!

 

ショップ名はわかりやすく覚えやすい名前にしよう!

というのも、お客さまにとって一番大事なのはショップ名ではないから。

あくまでお客さまの求めるものは「商品」だということを頭に入れておきましょう。

 

実際に私が勤めている会社でもショップ名を間違えられてばかりです(笑)

なのでショップ名をつけるのにこだわりすぎて開店が遅れるよりはパパッとつけてしまうのがオススメ!

 

とはいえ、気にしなくていいと言われても迷ってしまうのは当たり前ですね。

そんなあなたにオススメなショップ名の付け方を紹介します!

 

  • 売りたい商品の名前をもじってつける
  • 店長の名前
  • 語呂が良く略せる名前

 

こんな付け方をしてみるとよいでしょう。

あとは注意点として一度ショップ名でネット検索してみて、同じジャンルの店舗と被らないかチェックしてください。

後々トラブルにならないよう気をつけましょう!

 

あなたのお店の強みは何?

お店作りの際、必ず頭に入れておいて欲しいことがあります。

「ココだけは他社に負けない」といった、「強み」や「独自性」を明確にしてください。

 

一言でいえば「お客さまに対して自分だけが提供できる利益」ですね。

これをマーケティング用語では「USP」といいます。

 

USPがきちんと設定されていないと、他社との違いがお客さまに伝わらず競合サービスに埋もれてしまいます。

なんだか小難しく思えると思いますが、気軽に決められて、かつ途中で変えるのも全然OKなので気楽に考えてください。

 

USPを決めるときのポイント

  • 全員に好かれようと思わない
  • オリジナル性がある
  • 複数の考え方を組み合わせてみる
  • 競合の強みをリサーチする

 

たとえば、友人と一緒にラーメンを食べるとき、どんなお店を選びますか?

 

ラーメンといっても色々です。
「こってり系」だったり、「さっぱり系」だったり。
さらに「細麺」「太麺」といった違いもありますね。

 

そんなとき、ラーメン屋のホームページや軒先で「じっくり煮込んで作られるスープが自慢!」などと宣伝されていたらどうでしょう?

 

もしそれがあなたにとって好みのラーメンだったら一度行ってみようかという気になりませんか?

このように、あなたのお店が他店と違う部分を一言で伝わるメッセージにするのです。

 

【STEP3】出店方法を決める

ここが最重要といっても過言ではありません。

きちんとスタートダッシュを決められるよう後悔のないよう選びましょう!

 

受注管理システムの種類

大きく分けてオープンソース、モール型、ASP型の3つがあります。

 

    • オープンソース

⇒無料で公開されているフォーマットを利用する方法。
メリットは無料で利用できることですが、うまく運用するためにはプログラミングスキルが求められます。

    • モール型

⇒Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングに出店する方法。
メリットは圧倒的な知名度と集客力!
その分、初期費用と月額費用が高く、デザインの自由度も少ないです。

    • ASP型カート

⇒「BASE」や「stores」「Shopify」が代表的なシステム。
メリットはなんと言っても無料から始められること!
反対にデメリットはカスタマイズ性の低さです。
新しい機能を追加するにも料金がかかったりもします。

 

ざっくり比較すると下記のような感じです!

 

オープンソース モール型 ASP型カート
費用 ×
集客 ×
使いやすさ
デザイン
自由度

 

あなたにはどの受注管理システムが合うでしょうか?

それぞれの特徴を考慮して後悔のない受注管理システムを選びましょう!

オススメのカートはコチラで詳しく紹介しています。

 

オススメの決済方法

選択するショッピングカートによって決済方法は異なります。

ただし、絶対に入れておきたい決済方法はこちら。

 

  • クレジット決済
  • 代金引換
  • 銀行先払

 

それぞれカンタンに説明していきます。

 

クレジット決済

もはやネットショッピングの定番ですね!
クレジット決済が選べないショップというだけでカート落ちが発生することもあるので確実にいれておきましょう。

 

代金引換

クレジット決済に抵抗のある方や、ネットに情報を登録したくない人もいますよね。
そんな方向けに用意しておくとカート落ちを防げます。

 

銀行先払

ショップを始めたてのうちは資金繰りが大変だと思います。
すぐに代金を回収できる銀行先払も併せて導入しておきましょう。

 

【STEP4】ネットショップでなに売りたい?商品を決めよう!

 

仕入れ?オリジナル?

先に結論を言ってしまうと、最初のうちは仕入れ商品メインで運用しましょう。
初めからオリジナル商品を作るのは、かなりリスキーなので資金が潤沢になってきたらで構いません。

 

なぜ最初は仕入れ商品メインなのかというと、シンプルに在庫を多く持たなくていいから。

オリジナル商品は最低でも100個単位で作る必要があります。

でないと製造工場側の採算が合わないからです。

 

逆に仕入れ商品は利率が低いのが難点ですが、1個から仕入れることができたりします。

なので、何が売れるかわからない最初のうちは、無理に在庫を持つより注文が入ってから仕入れるといった方法でテスト運用していくのがオススメ!

 

「いいな!」とか「これ欲しい!」と思える商品を片っ端からショップに掲載していきましょう!

 

とも
売れ行きの傾向が見えてきたらオリジナルに差し替えていく感じですね!

 

仕入れ先開拓の3つの方法とポイント

大きく分けて下記の3つ

 

  • 卸サイト
  • ギフトショーへ足を運ぶ
  • 既存取引先からの紹介

 

この中で一番のオススメは「ギフトショー」などの展示会へ足を運び、仕入れ先を開拓→仲良くなってから取引先を紹介してもらう、という流れ。

 

最初のうちは卸サイトで商品を揃えるのも手です。

卸サイトの使い方はコチラで紹介しています。

 

商品選定の基本

選定する商品は、保管場所の面積を考慮して選びましょう!

商品ジャンルにもよるので一概には言えませんが、商品は下記のような傾向があります。

 

大きい商品 小さい商品
単価 高い 低い(宝石類など例外あり)
利益率 高い 低い
返品率 低い 低い
送料 高い 低い

 

「絶対自分のショップで売りたい!」と思った商品でも、保管場所がなければ断念せざるを得ない場合もあります。

いつでも余裕のある運用をするためにも商品サイズは常に考慮して選定しましょう。

 

在庫管理についてはコチラで詳しく解説しています。
→準備中

 

価格設定の基本

ネットショップ運営には多くの経費がかかります。

そのため、利益率は最低でも「30%」以上を目指しましょう。

利益率は以下の公式で計算できます。

 

利益率=(売上-原価)÷売上×100

たとえば、売上が100万円だったとして、原価(商品原価などの出費)の合計が60万円だった場合の利益率は40%です。

 

とも
では、上記を踏まえて実際に価格設定をしてみましょう!

 

販売価格を決めるとき、まずは商品の仕入れ価格を軸に考えます。

販売価格は仕入れ価格に1.85~2をかけた数値に設定しましょう。

 

たとえば500円で仕入れた商品であれば、最低でも925円~1,000円以上の値段をつけるということです。

そして商品の配送時に発生した梱包資材代、送料などを差し引いて30%以上なら適切と判断してOKです。

もし30%を下回るようなら仕入れ価格にかける係数を微調整してください。

 

コチラの記事でも利益の算出方法について詳しく説明しています。

 

【STEP5】配送方法を決める

配送方法はどうすればいい?配送料金比較!

主な配送方法は以下の二つ。

それぞれ以下の特徴があります。
あなたの商品やお客さまの購入した商品の組み合わせによって変えていきましょう。

 

配送業者へ配送依頼

(コンビニ、郵便局などで配送)

郵送(ポスト投函)
配送可能な商品サイズ 大きなサイズでもOK 小さなサイズのみ
厳重さ 高い 低い
送料 高い 安い

 

●送料設定はいくらが最適?

まず前提として、お客さま目線でいえば「送料無料」が最良です。

 

しかし、販売側からすると、なかなかそうはいきませんよね。

なので、できる範囲で無料に近づける工夫をしてみましょう。

 

たとえば商品価格に含めてしまうといった方法も良いでしょう。

もし難しい場合は、送料を全国一律に設定するのがオススメ!

 

ある程度は赤字覚悟で送料設定し、販売価格などで調整して最終的な利益が残るようにしましょう。

各配送業者の配送方法についてもカンタンにまとめておきます。

・ヤマト運輸

  • 宅急便:60~200サイズの荷物(930円~)
  • 宅急便コンパクト:60サイズ未満の荷物(610円~)
  • クール宅急便:60~120サイズの荷物(1,150円~)

・日本郵便

  • ゆうパック:60~170サイズの荷物(810円~)
  • レターパック:3kg以内:全国一律370円、4kg以内:全国一律520円

・佐川

  • 飛脚宅配便:60~160サイズ、30kg以内(1,040円~)

 

【STEP6】実際にネットショップを開設しよう

特定商取引法に基づく表記ページを作成する

特定商取引法とは、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。

ECサイトの運営では下記の情報を「特定商取引法に基づく表記」ページとして作成しておくのが一般的。

 

「特定商取引法に基づく表記」ページへのリンクは、すべてのページに配置する必要があるので注意が必要です。

 

●内容

  • 事業者の氏名(名称)
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 販売価格、送料、代金の支払時期及び方法
  • 商品代金以外の必要料金
  • 申込の有効期限
  • 引き渡し時期
  • 返品特約
  • 不良品の取り扱い
  • 返品期限
  • 返品送料

 

事業者の氏名(名称)

運営者の名前、つまりあなたの名前ですね!

ここで偽名を使うのは当然NG。

しかし、副業などでバレたくない場合などは裏ワザがあります。

 

ECサイトに記載する住所

  • 自宅
  • 事務所を借りる
  • バーチャルオフィス

 

上記、3つが選択肢です。

しかし自宅の住所を記載するには抵抗ある方もいらっしゃると思います。

 

そこで、一番のオススメはバーチャルオフィスです。

 

もちろんレンタル費用もかかりますが、月に数万円程度です。

これなら自宅の住所を記載せずにネットショップ運営ができます。

 

ちなみに記載する住所、普通の賃貸物件では事業できない場合が多いです。

どうしても気になるようなら大家さんや管理会社に相談してみるのもよいでしょう。

 

しかし、ネットショップの利点は出店場所がどこでもOKなところ。

初期投資が厳しい場合、まずは実家で始めて軌道にのったら好きなところに行くのもおススメです。

 

ECサイトに記載する連絡先

特定商取引法により運営するECサイトに連絡先を記載する必要があります。

 

  • 電話番号
  • メールアドレス

 

ただし、女性の方など自分の連絡先をサイト掲載にすることに抵抗感がある方もいらっしゃると思います。

その場合は、ネットショップ運営用に新しくメールアドレスを取得しておきましょう!

 

メールアドレスについてはフリーメールで問題ありません。

オススメはGmailやYahoo!メールで、すぐに取得できますよ!

 

販売価格、送料、代金の支払時期及び方法

すべての情報を1ページに記載するのは難しいため、「お支払いについて」といった別ページへのリンクなどまとめましょう。

ほとんどのネットショップでは別ページで紹介しているので、あなたが普段利用しているショップを参考にしてみてください。

 

ネットショップのデザインを決めよう!

ネットショップのデザインがしっかりしているだけでお客さまからの信頼度は高まります。

ショップ名の位置やロゴのデザイン、背景色など丁寧に作りこみましょう。

 

とはいえ、「デザインなんて無理!」なんて方もいると思います。

そういった場合は下記のポイントを意識して作成するのがオススメです。

 

  • ショップのコンセプトがわかる
  • シンプルなデザインにする
  • 使う色は3色まで!
  • 画像サイズは適切なサイズで

 

なかでもオススメの画像作成サイトはCANVAです。

デザインで生産性を向上させましょう!

 

商品を掲載してみよう!

まず基本は「商品の特徴を正確に伝える」こと!

ネットショップでお買い物するお客さまは、実際に商品を手に取って確認することができません。

お客さまの手元に届いてから「何か想像してたのと違う」と思われてしまわないようにしましょう。

 

最低限、記載する必要がある情報は下記のとおり。

  • 商品画像(複数枚あると良し)
  • 商品サイズ(高さ・幅・奥行き)
  • 商品の素材、成分の名称
  • 使用(賞味)期限

 

とも
あらかじめテンプレートを作成しておくと後々ラクになりますよ!

 

商品説明ページの書き方講座

商品の説明文を書くのに慣れないうちは大変ですよね。

そんなあなたに説明文を書く際のコツをご紹介します。参考にしてみてください。

  • 箇条書きを多用
  • テンプレートに沿って書く(PREP法、起承転結など)
  • 無駄な文章は削除する
  • 擬音語、擬態語でイメージを伝える
  • 難しい漢字はひらがな、カタカナに置き換える

 

これらを意識して書くだけでスッキリとした文章を書くことができますよ!

じつは商品説明ページだけでなく普段のLINEなどにも使える技術なので身近なところで練習してみましょう。

 

まずは怖がらずに飛び込んでみよう!

ここで紹介した手順を踏んでいけば、ひとまずネットショップを開業できると思います。
(もしわからないことがあったらご質問ください)

幸いなことに現在わたしはネットショップ運営に携わって生活をしていますが、どのショップも成功するとは限りませんし、リスクもあると思います。

 

しかし、リスクを恐れて挑戦しないことは最大の失敗だとわたしは思います。

  • 人生は一度しかない
  • 人生のなかで今が一番若い
  • 失敗から学ぶこともある

 

どれもわたしの好きな言葉です。

このサイトを訪れたあなたは、きっと現状を何か変えたいと思っているのではないでしょうか。

 

わたしは自分の人生をコントロールしようと努力し、挑戦し続ける人が大好きです。

そんなあなたにとって、このサイトが少しでも手助けになれたら、こんなに嬉しいことはありません。

あなたの成功を心から願っています。

 

  • この記事を書いた人

tomo

経歴:大学を中退→IT企業でWebマーケター→自社ECサイト立ち上げ→インターネット通販会社に勤務(現在) マンガ、映画が大好きです。 千葉県出身の30代

-ネットショップの始め方