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【体験談】どうやって回復した?メンタルがズタボロになってから私のしたこと

2023年8月6日

突然ですが、メンタルを病みました。

何かあったわけでもない(と思っていた)のに

  • 談笑してる同僚にすらイライラする
  • 何をしていても面白くない
  • 寝つきが悪くなった

という状況に陥り、毎日ツラかったです。
期間としては一ヶ月ほどなのに永遠と思えるほどでした。

とも
どうも自己紹介が遅れました。
ともです。

ようやく落ち着いてきたのでブログに公開します。
これからの人生で同じことがおきても落ち着いて対処できるように。

あくまで私の経験なのですべての人に当てはまるわけではありませんが、経験談の一つとして読んでください。

そして、もしこの記事を読んで共感してもらえたら嬉しいです。

メンタルを病んだ理由

まずメンタルを病んだ原因について、これといって明確な理由がわかりません。
スミマセン、最初っから意味がわかりませんね。

なぜかというと、心当たりが多すぎるんです。
ようするに何か一つだけの原因で起きたことではないんですね。

色んな原因が重なったり絡み合っておきてます。
たとえば、以下の事柄です。

  • 仕事での失敗
  • 家族の闘病
  • 晴れの日が少なかった
  • 同僚の退職、からの負担増
  • 同窓会で聞いた同級生の幸せそうな話

一つずつ詳しく紹介していきます。

仕事での失敗

ちょうど進めていたプロジェクトが頓挫し、目的を達成するために別の方法を模索していた時期でした。

もちろん「失敗は成功の母」という言葉もある通り、失敗を気にする必要はありません。

何度も失敗してきて慣れっこだと思っていましたが、実際はそうではありませんでした。
ボディブローのように少しずつダメージが蓄積していたようです。

家族の闘病

私の父親は闘病中なのですが、強かった父が日に日に弱っていく姿を見るのは本当にツラいです。

もちろん一番ツライのは本人ですが、闘病を見守る家族も同じようにツラい気持ちになります。

具体的には、

  • あと何年一緒にいられるのか?
  • 私は自慢の子供なのだろうか?
  • 私にできることはまだあるんじゃないか?

ここ数年、常にこんな思考が頭の中をめぐっていました。

ちなみにこの記事を書いている2023年8月現在も解決できていない問題です。

簡単には割り切れませんが、「まだ生きている」というプラス面に目を向けて少しずつ時間をかけて受け入れていくしかないと考えています。

晴れの日が少なかった

この時期、ちょうど梅雨で一週間以上も雨でした。

「たったそれだけで?」と思うかもしれませんが、天気って思ったよりもメンタルに大きな影響があるんです。

実際にこんな書籍も発売されてるくらいですから。

毎朝「また雨か、外に出たくないな・・」と、どんよりした気分になっていました。

さらに私にはジョギングの習慣があるのですが、「雨の日は走らない」というルールを課しています。

その結果、運動習慣が途切れてしまったのも遠因だったと感じています。

同僚の退職、からの負担増

職場の同僚が退職してしまいました。
理由はメンタルの不調。

そんな状況を聞いていた私も引っ張られてしまったのでしょう。

さらに同僚がいなくなったことでカバーする仕事の負担が増えました。

普段ならじっくり考えて判断することも時間に追われながら進める機会も多くなりました。

余裕のない日々も私の精神をじわじわとすり減らしていった一因です。

同窓会で聞いた同級生の幸せそうな話

気分転換のために参加した同窓会。
いま思うとこれが最大の失敗でした。

こういう会合に参加する人って他人からマウント取りたい奴も一部いるんですよね。

当日はお酒の影響もあり楽しかったのですが、後になってから精神をどんどん削ってきました。

ここで一つお伝えしたいのは、「大半の人が見栄を張る(自覚はない)」ということ。SNSなんかと同じです。

誰だってツラかった話なんて公開しませんから。(私はしてますがw)

現実には、誰しも嬉しいことや悔しいことを人には見えないところで繰り返しながら、歯を食いしばって生きていることを覚えておきましょう。

先の見えない不安感の正体

メンタルを病むと、まるで永遠に続くかのような絶望感に襲われます。

たとえば、私の場合はこれでした。

  • 子供のいない漠然とした不安感
  • 世界的な物価上昇
  • 肉体的な老い
  • 「永遠に続くのでは?」という幻想

子供のいない漠然とした不安感

私に子供はいません。
ちなみに年齢は周りの友人、ほとんど子供がいる年代です。

そんな私が常に考えている事がこちら。

  • 子供がいたらどんな未来があったのか?
  • 自分の葬式は誰が執り行うのか?
  • 血筋を残せない私は人間として劣っているのか?

自分の人生目標に沿わなくても「それも人生」と割り切っていくべきでしょうか?

残念ながら、こればかりは自分の人生観を変えていくしか方法はありません。
ただ一つ、あなたに問いたいことは「いま幸せですか?」ということ。

今が幸せなら良いじゃないですか。
先のことはわかりません。

私自身、いまだに悩んでいることでもあるので簡単に割り切れない問題ですが、少しずつ受け入れていくしかないかな、と考えています。

世界的な物価上昇

2023年現在、世界的な物価上昇が進んでいます。

新型コロナウイルスの感染拡大によりモノやサービスの提供が滞ったことや、 ロシアによるウクライナ侵略により日本が輸入するモノの国際的な相場が大きく上昇したことなどによります。

※引用:消費者庁

この状況に対して給料が大きく上がる会社はごく一部です。

少なくとも私の勤務している会社の給料は上がらず、ただただ私のお財布事情を逼迫しています。

まだ貯金を切り崩すほどではありませんが、このような世間の事情も私のメンタルを削った一因です。

肉体的な老い

これは20代の頃にできたことが出来なくなってきたことで感じ始めました。

たとえば階段を駆け上がること。

恥ずかしながら、気がついたら階段を4Fくらいまで登っただけでゼーゼーいうほどまでに体力が落ちてしまいました。

コロナ禍の影響も大いにありますが、運動不足が招いた結果です。。

またマスクを着用し続けたことで表情筋の衰え、からのほうれい線が目立つようになりました。

もっと早くこの本に出会いたかった・・

「これが老いか・・」と感じたのもメンタルを削った一因です。

「永遠に続くのでは?」という幻想

いま思いかえすとこれが一番の原因だと思います。

なぜ頑張れるかというと「終わり」があるから。
ゴールがあるから頑張れるんです。

「いつまでもこの地獄が続くのか?」と頭をよぎった瞬間、現実は絶望に変わります。

しかし、実際には時は常に流れて状況も変わっていきます。永遠なものなんてありません。

希望をもっていきましょう。

私を救ってくれたもの

メンタルの不調は、まずは自分で気づくことが大事です。

心の負担になることを一切止めて自分の好きなことだけに没頭しましょう。
あなたの人生なので遠慮することはありません。

以下は私を救ってくれたものです。
人によって異なるので、これもほんの一例として読んでください。

  • 趣味(マンガ、ゲーム、運動、音楽&映画鑑賞)
  • 睡眠
  • 食事
  • 友人への相談
  • 寝る前の読書
  • 新しい目標

趣味(マンガ、ゲーム、運動、音楽、映画)

積みゲーや積読している本はありませんか?

今は興味をなくしてしまっているかもしれませんが、少なくとも過去の自分が気になって購入したもの。

初めは気が乗らなくてもコンテンツを消化していくと、あっという間に時間がすぎるのでマジでオススメです。

没頭している間は嫌なことから目を背けることもできるので、だんだんと元の自分に戻ることができます。

私の場合、こちらのゲームに没頭しました。

少し前のゲームですが、魅力的なキャラクター、一周だけでは全てを理解できない奥深いストーリー。

ゲームにストーリー性を求める方にはオススメできる神ゲーです。

睡眠

寝付きは悪いものの、早めに寝て可能な限り長く寝るようにしました。

いつもより1~2時間長く睡眠時間をとるだけで、うんと疲れがとれます。

起きたときの気分もそこまで悪くありません。

やはり心の疲労は身体の疲労でもあるんでしょうね。休むのが一番です。

何も罪悪感なんて感じる必要はありません。
とにかくゆっくり休みましょう。

食事

なかには食欲もわかないって方もいるかもしれませんが、そういった方は無理しなくて大丈夫です。

幸いなことに私の場合は食欲があったので紹介しますね。

まずは自分の好きな食べ物をピックアップしました。

次にその食べ物を美味しく料理してくれる店を探します。(実はその時点で楽しかったりします)

料理の写真を眺めて味を想像してみたり、お店の雰囲気もチェックしましょう。

ワクワクする気持ちを持てたらこっちのもの。

「ここまでふんばれば楽しみなことがある」と思えるのでオススメです。

友人への相談

気の許せる友人がいれば相談してみてください。

自分の中のドス黒い感情を吐き出すことで気持ちの整理もできますよ。

さらに自分から話し出すと相手も悩みを話してきたりします。

そうすると「悩んでいるのは自分だけじゃない」と思えます。

みんな歯を食いしばって頑張ってるんですな。

寝る前の読書

本を読んで解決しない問題はありません。
自分が悩んだことは大抵、先人たちも悩んできています。

同じ悩みをどのように解決したのかを知ると思わぬアイデアもわいてきます。
希望が生まれると今の気持ちは永遠に続くものではないと思えますよ。

新しい目標

私の場合、「今の状況に不満」というのが悩みでした。
ようするに「思い通りに進まない」といった不満ですね。

なので新しい目標をもって前に進むことを決意しました。

でもこれは絶不調のときにはできないことなので、回復の兆しが見えてきたらでいいと思います。

心の不調は身体の不調でもあるので、無理をしないのがまず先決ですから。

話を戻します。
つまり、「今の状況からの脱却を目指そう」という話なので、目標は何でもいいと思います。

たとえば

  • 体重を5kg落とす
  • フルマラソンを完走する
  • 資格をとる

こんな目標を立てたと仮定。
すると次に、

  • 一日の基礎代謝を計算をして食べるメニューを決める
  • どの程度の頻度で練習し、何キロ走るのかを決める
  • 勉強時間を確保するために何の時間を削れるか考える

ことができます。

こうやってPDCAを回していくことで「前に進んでいる」という実感がわいてきます。

「前に進んでいる」=「今の悪い状況は永遠には続かない」ので、だんだんとメンタルが回復してくるという流れです。

ちなみに私の場合は「資格取得」が新しい目標。
頑張ります!

今思うこと

落ち着いてきた今、率直に思うことは次の2点。

  • 人生の優先順位:健康>時間>自由>お金
  • 自分らしく生きることが大事

これは私の父も言っていたことですが、どれだけお金を持っていたとしても健康でなければ意味がありません。

健康でなければ全てのことに対して感動できず、どんなことでも色あせて見えます。

「体が資本」と言いますが、今回の件があり真の意味で理解できました。

まさに健康は人生における土台であり、一番大切なもの。

ここまで読んでくれた方に言いたいです。

どうか自分を大切にしてください。

無理せず自分らしく生きていきましょう。

  • この記事を書いた人

tomo

経歴:大学を中退→IT企業でWebマーケター→自社ECサイト立ち上げ→インターネット通販会社に勤務(現在) マンガ、映画が大好きです。 千葉県出身の30代

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