- 自重トレのオススメを教えてほしい
- 自重トレのメニューが合ってるか知りたい
- 自重トレではどれだけ追い込めばいい?
昔のように動けない…でも「もう一度」挑戦したいあなたへ
こんな疑問について回答します。
先に結論から言うと、
そして40代の今こそ「身体を取り戻す」にはベストタイミング。
よく「年には勝てない」とか言いますけど、あれはウソです。
普通に身体は元に戻ります。
実際に私もコロナ禍で5kg太りましたが、トレーニングを再開したらすぐに元に戻りました。
今でも若い頃と同じ体型を維持しています。

そんな気持ち、すごくよくわかります。
じつは私も社会人になってからキックボクシングを始めました。
少しだけ自己紹介。
- キックボクシング歴17年
- 現在40代のオッサン
- 20代から体型キープ
お腹だけ出てきたTシャツ姿、いつまでごまかすつもりですか?
エンジン(体)は劣化してるかもしれない。
でもメンテナンスして走らせれば、まだまだ現役で走れます。
この記事を読んで、ぜひ昔の強い体を取り戻してください。
それではどうぞ!
自重トレーニングとは?40代に最適な理由

まず自重トレーニングとは、自分の体重を負荷にして行う筋トレのこと。
道具なしで始められ、40代の我々にとって最適な運動です。
ここではその理由をメリットとともに紹介します。
道具なしでどこでもできる

時間のないサラリーマンにとって、「道具がいらない」「準備がいらない」トレーニングは、継続するうえで最大の味方です。
たとえば朝起きてすぐに1セット、昼は公園でサクッと1セット、夜は子どもが寝たあとにもう1セット。
ジムに行くよりもハードルが低く、だからこそ続けられる。
これが40代からの挑戦にはぴったりです。
関節にやさしく、40代でも継続しやすい

若い頃のように無理が利かない…そんな実感はありませんか?
加齢とともに、関節や腱はどうしても摩耗しやすくなります。
もちろんバーベルやマシンは効果的ですが、「使い方を間違えると痛めやすい」というリスクもあります。
つまり「壊れにくい」。だから続く。だから効く。
特に関節周りの筋肉を「支える力」として鍛えることで、日常の動作やスポーツ中のケガ予防にもつながります。
自分の体を自在に扱えるようになる
自重トレの本質は、筋肉を個別に鍛えるのではなく、「体をまとめて使いこなす力」を養うことにあります。
格闘技経験者ならピンとくるはず。
突きや蹴り、組みや捌きは、単なる筋力ではなく「連動」と「バランス」で成り立っています。
実はプッシュアップやスクワットを極めると、動きそのものがスムーズになります。
- プッシュアップ:「押す」だけでなく、肩・体幹・腹圧まで使う
- スクワット:「脚の筋トレ」だけでなく、姿勢制御や瞬発力を磨く
つまり、自重トレを極めるとは、体を「自在に扱えるようになること」。
これは地味ながら大きなメリットです。
具体的には次の通り。
- 子どもと公園で走り回っても平気
- 満員電車で踏ん張れる
- デスクワークで肩こりが激減
→ 身体の連動性が高まると、急な動きや姿勢の変化にも対応しやすくなり、足をくじいたり、腰を痛めるリスクが減ります。
→ 体幹や足腰のバランス感覚が高まることで、揺れに対しても余裕を持って対応できるようになります。
→ 姿勢をコントロールできると、無意識に正しい姿勢を保てるようになり、肩・首の負担が激減します。
40代がやるべき自重トレーニングの進め方【5つの鉄則】

我々40代は若い頃と同じように筋トレをしてはいけません。
これから紹介する5つの鉄則に従って進めましょう。
正確なフォームを最優先に(回数より質)

まず最も大切なのは「正しいフォームで行うこと」。
回数にこだわって雑に動くと、ケガのリスクが増えるだけでなく、鍛えたい部位にも効きません。
特に40代は回復力も落ちているので、“質>量”が鉄則。
鏡を見たり、スマホで撮影して確認するのもおすすめです。
インターバルは30〜60秒にして心拍を保つ
自重トレは有酸素運動的な要素も活かすと効果倍増。
1セットごとに30〜60秒程度のインターバルを入れると、心拍数を程よく維持でき、脂肪燃焼や持久力アップにもつながります。
「じんわり汗をかくペース」が理想です。
疲労を感じたらすぐ休む(無理は禁物)

若い頃のように「気合い」で乗り切るのは危険。
関節や腱が悲鳴をあげているサインを見逃すと、長引くケガにつながります。
「今日は軽めで終わる勇気」こそ、大人のトレーニング術。
その分、次の日に元気な状態で取り組めばOKです。
週3〜4回に分けて部位別に鍛える
毎回フルボディで頑張る必要はありません。
時間が限られるからこそ、胸・背中・脚・体幹などを分けてトレーニングするのが効率的です。
例えば、
- 月曜:上半身(胸・腕)
- 水曜:下半身(脚・お尻)
- 金曜:体幹(腹筋・背筋)
といった具合に分割すれば1回20分程度でも十分です。
「追い込む日」と「整える日」を分ける

40代は「整える日」が超重要。
強度の高いトレーニングの翌日は、ストレッチや軽めの体幹トレで調整モード”に切り替えるのが理想です。
筋トレ→回復→次の一手、というサイクルを作ることで、疲労を溜めずにパフォーマンスを維持できます。
例えるなら40代の体は“旧車”です。
短距離レースじゃなく「定期整備しながらの長距離走行」が基本と心得ましょう。
初心者でもOK!部位別・目的別おすすめ自重トレメニュー14選

【胸・腕】押す力を取り戻す
- ノーマルプッシュアップ
- ナロープッシュアップ(腕・胸の内側強化)
- デクラインプッシュアップ(胸上部)
【背中・肩】姿勢に効く引く力
- タオルローイング(ドアノブや柱使用)
- パイクプレス(肩周り)
- バックエクステンション(背筋)
【腹筋】体幹強化
- クランチ
- バイシクルクランチ
- レッグレイズ
- ハイリバースプランク
【下半身】安定感と瞬発力
- ノーマルスクワット
- ワイドスクワット
- ブルガリアンスクワット
- バックキック(お尻)
【目的別】1週間の自重トレメニュー例(3パターン)
①全身まんべんなく鍛える週3プラン
- 月:上半身(プッシュアップ/ローイング/クランチ)
- 水:下半身(スクワット/バックキック/レッグレイズ)
- 土:体幹+リカバリー(ハイリバースプランク/ストレッチ)
②格闘技的!瞬発力&体幹重視プラン
- 火:デクラインプッシュアップ/タオルローイング/バイシクルクランチ
- 木:パイクプレス/スクワットジャンプ/ハイプランク
- 日:HIIT(全身サーキット 20分)
③時間がない人向け!5分トレ×週5ライトプラン
- 毎朝5分:プッシュアップ10回+スクワット20回+プランク30秒
出勤前の習慣化がポイント
例えるならトレーニングは歯みがきみたいなもの。

自重トレの効果を引き上げる+αグッズ
- プッシュアップバー:可動域UPで胸筋にしっかり効く
- トレーニングチューブ:背中系の動きに変化が出せる
- タオル&イス:使い方次第で「ジム化」可能
よくある疑問Q&A
Q1:自重トレーニングは毎日やってもいい?
A:初心者は週2〜3回からスタートが安全。
慣れてきたら「部位分け」で毎日もOKです。
Q2:「自重トレーニング 効果がない」と言われるけど?
A:フォームが崩れていたり、負荷不足が原因です。
インターバル調整や回数設定で負荷を高められます。
Q3:やる気が続かないときは?
A:「見せる目標」を作るのが有効です。
例えば「夏にTシャツ一枚で格好よく」「公園で子どもに尊敬される」など。
私は「ジム代を節約してPS5買う」と決めて続きました(笑)
また、家族の理解も大切。
私は妻に「夕飯前に15分だけちょうだい」と言って続けてきました。
まとめ|今からでも「格好いい体」は作れる
こんなニッチな記事にたどり着いたあなた、もうその時点で“再挑戦”は始まってます。
若さではなく、継続できる力が今のあなたの武器です。
格闘技でもビジネスでも、勝てる人は「やめない人」。
自分の体と向き合う時間は、人生を取り戻す時間でもあります。
まずは週1日から、今日から始めましょう。