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梱包のコツを掴むまでに私がしたこと【答えはシンプル】

2022年11月26日

  • 梱包が苦手。どうすればいい?
  • 商品を梱包するときのルール、コツが知りたい。
  • とにかく正確かつ早く梱包するコツを教えてほしい。

 

といった悩みについてお答えします。
この記事を読むと、

 

  • キレイに梱包するコツ
  • 商品ごとの適切な梱包方法
  • 梱包資材代、送料を節約する方法

 

これらがわかるようになります。
すでに梱包作業に慣れている方にも新たな発見があるかもしれませんので、よければ読み進めてください。

 

とも
毎日1,000件以上の荷物を発送している大型ECサイト運営会社に勤務しています。
実際にプロの現場でも行っているムダのない梱包方法をご紹介します。

 

梱包方法の基本

具体的な梱包方法を紹介する前に、まずは梱包の基本ルールについてサクッと紹介します。

どんな商品を梱包するときも次のルールを守れば問題ありません。

 

  • その①:商品に合った資材を選ぶ
  • その②:隙間を埋める
  • その③:適切な閉じ方を選ぶ

 

すごく当たり前なことかもしれませんが、これが実に大事なことでして、徹底するのとしないのとでは仕上がりに大きな差が生まれます。

 

どうしても苦手という方は、上記にあげた中のどれかが欠けている可能性があるので、一度見直してみてください。

では基本ルールがわかったところで、さっそく梱包資材を選びましょう。

 

その①:商品に合った資材を選ぶ

つかう資材は次のとおり。

 

  • ダンボール(外装)
  • プチプチ(緩衝材)
  • ガムテープ(外装を留める)

 

商品をプチプチに包む→ダンボールにいれる→フタを閉める

たったこれだけの作業ですが、ダンボールや緩衝材にはさまざまな種類があります。

 

商品に合うかどうかの判断基準は、シンプルにサイズで判断しましょう。

ダンボールに商品を入れたとき、できるだけ隙間なく収まるのが理想です。

 

では、なぜ商品に合った資材を選ぶのかというと次のメリットがあるからです。

 

  • 資材代と送料を節約できる
  • 商品の破損を防ぐ
  • 荷物がキレイにまとまる

 

このように荷物を発送するわたしたちにもメリットありますし、思わぬトラブルも防げます。

 

いま手元にピッタリな資材がない場合、ネットで安く取り寄せることができるので見てみてください。

 

これから探すなら次のサイトがオススメです。

5年連続売上No.1のダンボール・梱包材専門通販サイト

 

とも
すぐに到着するので特に急ぎのときに便利です。
わたしも何度も利用しているので、登録するだけでも損はありませんよ。

 

では、次に隙間の埋め方について解説します。

 

その②:隙間の埋め方

商品が傷ついてしまう原因のほとんどはダンボール内で固定されてないためです。

 

ダンボール内で宙ぶらりんな状態だと荷物を移動する度に内壁面にぶつかり、パッケージの傷や商品の破損につながります。

 

もちろん「割れ物シール」などを貼付すれば注意して配送してもらえますが、日本全国さまざまなルートで配送しているわけですから完璧に破損を防ぐことは無理ゲーだと思います。

 

なのでダンボールに商品を入れるときはしっかり商品が固定されるよう隙間を埋めましょう。

 

では具体的にどう隙間を埋めるのかというと、次のとおりです。

 

  • 単品の場合:プチプチや緩衝材で商品を包む
  • 複数の場合:ダンボール内壁面にピッタリつけ商品同士の間に緩衝材を入れる

 

ちなみに緩衝材は、かさばらず捨てやすいものを選ぶことをオススメします。

悲しいことに緩衝材はほとんど捨てられてしまいます。

 

なので捨てられる前提で資材を選定すると経費を削減しやすいと思います。

 

では、次にどんな方でも苦戦するダンボールの閉じ方について紹介します。

 

その③:ダンボールを閉じるときのコツ

今回は最も一般的な「一字貼り」と呼ばれる閉じ方で説明します。

 

ちなみに閉じたあとテープが漢数字の「一」の形になることからそう呼ばれています。
(他にも「H貼り」「十字貼り」という閉じ方もありますが後述。)

カンタンに説明すると次のとおり。

 

  • まずダンボールの口をぴったり合わせる
  • 奥側から手前に向かってテープを貼る
  • 貼り始め部分を一旦テープで仮止めする
  • 一気にテープを手前上側に引き出す(まだテープは貼らない)
  • ダンボールの口に沿ってテープを貼りながら閉じる

 

テープがよれてしまう、口が浮いてしまうという方は上記に注意して実践してみてください。

 

ちなみに、ここでのコツは「しっかり箱を固定しておく」ことです。

 

ガムテープを持っていない空いている方の手でダンボールをしっかり固定しましょう。

 

あとは、底抜けの原因になりやすいため、口を閉じるときにしっかりダンボール側面まで止めることにも注意してください。

 

とも
わたしはガムテープを貼るとき、テープを奥側から手前側に向けて引き出しますが、横向きにして閉じる方がやりやすい場合はそれでもOKです。

 

実際にやってみると大変かもしれませんが、何回か練習すればコツを掴んでくると思います。

 

正確かつ早く梱包をするコツ

ズバリとにかく量をこなすこと。

 

悲しいほどシンプルですが、残念ながらこれ以上の解決策はありません。

 

とはいえ、「とにかく量をこなす」だと雑すぎるので、まずは100個を目標に梱包してみましょう。
それでもかなり大変だと思います。

 

しかしそれくらい梱包した後は、見違えるほど上達しているはずなので一緒に頑張っていきましょう!

 

ここまでは、いわゆる「梱包作業のコツ」についてお伝えしました。

ここから先は専門的な情報、ビジネスとしての梱包のコツについてご紹介していきます。

 

「包装」と「梱包」の違い

「包装」は商品に装飾を施す意味合いが強く、ラッピングやブックカバーをかけたりする際に使われる言葉です。

 

一方「梱包」は、Wikipediaによると「輸送のための包装を施すこと」とあります。

輸送のための包装を施すことを梱包(こんぽう)という。
※出典元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

なのでネットショップやメルカリなどで商品を輸送することは「梱包」にあたります。

 

つまり「輸送時の衝撃から商品を守る」ことが絶対条件であり、まず守らなければならないルールということになります。

 

キレイに梱包することも大事なことですが、本質は「商品を無事に送り届けること」であると念頭におきましょう。

 

とはいえ、梱包を突き詰めていけば多くのメリットがあります。

次は梱包作業にこだわることで得られるメリットについてご紹介します。

 

梱包にこだわることで得られるメリット

ざっくり次のとおり。

  • その①:お客さまに喜んでもらえる
  • その②:お得に発送できる
  • その③:お店の宣伝、リピートにつながる

 

その①:お客さまに喜んでもらえる

突然ですが、なぜお客さまがわざわざネットショップで商品を購入すると思いますか?

それは「商品が届いたときのワクワク感」も合わせて購入しているからです。

 

荷物が届いたときって、なぜだかワクワクしますよね。

このとき、もしボロボロな梱包だったらどうでしょう?

 

嬉しさは半減してしまうと思います。

なのでお客さまにガッカリされないようキレイに梱包しましょう。

 

その②:お得に発送できる

商品に合った梱包資材を選ぶことで資材や送料を節約できることはすでに紹介しましたね。

 

当たり前ですが、梱包資材も送料もタダではありません。

適切なサイズの梱包資材、梱包方法を選んで経費節約しましょう。

 

その③:お店の宣伝、リピートにつながる

誤解のないようはじめに言っておきますが、これは上級者向けの施策です。

もし手元にAmazonのダンボールがあったら見てみてください。

オリジナルのダンボールを使い、ブランドの強化につなげていますね。

 

もちろん資金が潤沢にあって余裕があればの話ですが、このように梱包ひとつとっても考え方次第では立派なお店の宣伝の施策になります。

 

では、次は具体的に梱包方法の種類について紹介します。

 

梱包方法の種類

先に「一字貼り」について少し紹介しましたね。

じつはこの他にもダンボールの止め方はたくさんあるのでご紹介します。

●一字貼り


●H貼り


●十字貼り


●キの字貼り


●米字貼り

強度でいうと、

米字貼り > キの字貼り > 十字貼り > H貼り > 一字貼り

 

という感じです。

どの止め方が適切かどうか、選ぶ目安は重さです。

 

荷物が重いほど頑丈な梱包方法を選ぶべきですが、一般的な荷物なら「一字貼り」一択でいいと思います。

 

実際にわたしの職場では10kgを超えるような商品も扱っていますが、「一字貼り」でも何も問題が起きておりません。

 

「H貼り」を使うのは160サイズを超えるような大型商品を発送するときくらいで、ネットショップでの配送はもちろん、もっと大きな荷物を運ぶような引っ越しなどでも出番は少ないと思います。

 

なので、基本的には「一字貼り」、重い荷物のときは「十字貼り」か「H貼り」のどちらかを選択しましょう。
(もちろん商品によって考え方は変わるので、梱包後の状態で判断しましょう)

 

次は商品別のオススメ梱包方法を紹介します。

 

商品別:具体的な梱包方法の種類

世の中に数えきれないほど商品は存在するので、すべての梱包方法をご紹介することはできません。

なのでカテゴリに分けてまとめてみました。

よければ参考にしてみてください。

商品 梱包方法
アクセサリー類、小物 ・水濡れ防止のため、まずはビニール袋に入れる。
・絡んだり破損しないよう厚紙などを台紙にしてテープで留める。
・ダンボールではなくプチプチ封筒などに入れて発送するのがオススメ。
食器などの壊れ物 ・一つずつ緩衝材に包む。
・商品同士がぶつかって割れないよう少し離してダンボールに入れる。
・間に緩衝材を入れておくと安心です。
Tシャツなどの服 ・まずはキレイにたたむ。
・水濡れ防止のため、ビニール袋に入れる。
・量が多くなければ「ネコポス」「ゆうパケット」に対応したダンボールに入れる。
・多い場合は通常通りダンボールに梱包しましょう。
厚手の服やバッグなど ・Tシャツなどの服と同様、まずはキレイにたたむ。
・水濡れ防止のため、ビニール袋に入れる。
・厚手の服は「圧縮袋」をつかうと便利。(商品が痛む場合はやめましょう)
・バッグについては中に緩衝材を入れると型崩れを防げます。
書籍など ・水濡れ防止のためビニールに入れる。
・サイズが異なる書籍を複数梱包する場合は、大きいものから順に入れましょう。
家具や家電 大型のものになると、もはや一人では対応できません。
なので、西濃運輸の「カンガルー特急便」や、ヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」などのサービスを利用しましょう。

 

まとめ:梱包のコツは適切な資材を選んで数をこなすことが最短ルートです。

  • まずは商品に合った資材を選びましょう
  • ダンボールに入れたら緩衝材で隙間を埋めて商品の破損を防ぐ
  • ガムテープを貼るときのコツは、一旦仮止め→ダンボールの口に沿ってテープを貼りながら閉じる
  • 正確、かつ素早く梱包するコツは、とにかく数をこなすこと!

 

こんな感じです。
要するに適切な資材と手順を理解したら、とにかく練習しましょう、ということですね。

 

記事内でも紹介しましたが、まずは商品に合った資材を選ぶことが第一ステップです。

もし手元になければ次のサイトで探してみてください。

5年連続売上No.1のダンボール・梱包材専門通販サイト

 

というわけで今回は以上です。

梱包作業はネットショップやメルカリにおいて、お客さまとの唯一の接点です。
そこに少しこだわりを入れることで満足度もあがり、リピートにつながることもあります。
大変な作業ですが、引き続き一緒に頑張りましょう。

 

PS:今までの職歴を活かして普段はメインでネットショップの始め方や運営方法について発信しています。
気になる方はコチラの記事も参考にしてみてください。

  • この記事を書いた人

tomo

経歴:大学を中退→IT企業でWebマーケター→自社ECサイト立ち上げ→インターネット通販会社に勤務(現在) マンガ、映画が大好きです。 千葉県出身の30代

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